復活と再生の住まい。CONCEPT

それは、心を洗い、日常を離し、
本当の自分を取り戻すための場所。
住まいは何のためにあるのか。
一つの答えを、ここに。

この住まいのデザインは、特定の誰かではなく、
「人」を見つめることから出発しました。
コンセプトは、復活と再生。
住まいに本来あるべき心地よさを呼び覚ますために、
心身を優しくリセットし、日々を謳歌する生命力を回復するために。
内と外を、光と陰を、ハレとケを、一つに結びながら、
本質的で根源的な安らぎに通じる美しさを
住まいの細部にまで込めました。

デザイナーに相談する

DETAIL

小さな世界、その集合体。

色彩やレイヤー、時に陰影の綾さえも操り、 基本に忠実に、時代の風も受け止めながら、一つひとつの小さな世界を極めていく。美しい住まい。 それは美しい細部の集合体。

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RC GATE

無機質の効能。

建物に護られた印象と重層的な奥行きを与えるRCゲート。あえて無機質な構造体を入れることで樹々の緑を引き立てながら、唯一無二の佇まいを演出します。

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OUTER WALL

キャンバスの本分。

外装の基調となるのは上品なウォームカラーのタイル。絵画を描くようにデザインされた外構のキャンバスとなるにふさわしい、奥ゆかしい色調を大切にしました。

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ELAEAGNUS UMBELLATA

物語のある木。

シンボルツリーには、力強く優美な立ち姿が印象的なシマグミを。シルバーリーフの色彩、水墨画を思わせる潔くも流麗な枝ぶりが、住まう方を誇らしく出迎えます。

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CEILING

不自然からの脱却。

太陽と共にある人間は、光の位置でオンとオフを認識します。だからこそ、光源は下の方へ。極限まで引き算された美しい天井は、安らぎの本質に対する探究心の産物です。

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MATERIAL

美しい遊び心。

ダイニングテーブルとキッチンの壁面、さらには、屋外テラスのベンチを同じ大理石で統一。空間を超えて連続する素材が、住まいに一体感と遊び心をもたらします。

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STAIRS

ダイナミックな上質。

視線と意識を頭上へ誘う階段は、吹き抜けの大空間における見せ場の一つ。厚みのある段板を用いながらも軽やかな抜け感を実現したデザインが、空間を上質に彩ります。

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WINDOW

変化する風景画。

一面に広がる大きな窓は、内外一体の空間に欠かせない重要な装置です。窓は、額縁。日々刻々と変化し続ける風景画を切り取りながら、住まいを森の気配で満たします。

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PENDANT LIGHT

生命力の煌めき。

リビングの吹き抜けに設えたトムディクソンのペンダントライト。モチーフとなった火山の迫力と生命力、匠の技が生み出す上質な煌めきが、息をのむ空間を演出します。

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IRON PARTITION

内なる木立。

空間を柔らかに仕切る、樹木をモチーフにした特注のロートアイアン製パーテーション。同じデザインを要所に散らしながら差し込むことで、住まいの一体感を深めます。

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LIGHT ROOM

光はデザイン。

太陽の通り道に合わせ、スリット窓やブラインドで演出された開口を配置した部屋。床に落ちる光さえもデザインと捉えた空間には、こころ響く時が流れていきます。

SPACE

必然のデザイン。

森の生命力や四季の移ろいに包まれていること。変わらない驚きや感動、心凪ぐ時間や居場所があること。人が真に心地よく生きるために。ここに存在するすべてが必然。

INTERIOR

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ENTRANCE

解放のプロローグ。

大物の素材によって視覚的な情報を限定した玄関ホールは、心のモードを鎮める寺社の参道のような空間。低く抑えた天井が、その先に待つ解放への期待感を高めます。

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LIVING

息をのむ世界。

開放感あふれる吹き抜けのリビングは、森の中を彷彿させる空間。窓先の木々や火山をモチーフにしたペンダント照明が、ハレの空間にふさわしい生命力を感じさせます。

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LIVING DINING KITCHEN

つなぐ企み。

テラスと一体になった60畳超のLDK。樹木をモチーフにしたパーテーションを不等辺三角形状に散らすことで、内と外を優美につなぎながらダイナミズムを表現しました。

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JAPANESE ROOM

陰翳を愛でる時間。

光に対する「陰」、ハレに対する「ケ」をイメージした和室。あえて空間を絞り、光を抑えた静寂の“小宇宙”が、明るい吹き抜けのリビングとの美しいコントラストを描きます。

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KITCHEN

美しき最先端。

LDKの主役となる美しいキッチンは、調理中の移動を軽減する最先端の「ゼロ動線」仕様。ライブ感あるオープンな空間が、自然に人が集う豊かな食卓を演出します。

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MAIN DINING

森薫るダイニング。

アオダモの森に面したメインダイニングは、木々の息吹を感じながら食事を愉しむパブリックな空間。暖炉に揺れる優しい炎が、集いのひと時を優雅に包みます。

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FAMILIY DINING

風を味わう窓辺。

キッチンと一続きのファミリーダイニングは、朝食やティータイムを想定した空間。窓の向こうにはテラスが広がり、ウチとソトを一体的に感じながら寛げます。

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CORRIDOR

周遊を風と愉しむ。

風通しの良い吹き抜けを中心に、主寝室を通って一周できる2階の回廊。住まいに求められる回遊性を高めると共に、視線や気配の立体的なつながりを生み出します。

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MASTER BEDROOM

森に目覚める朝。

夜は落ち着いた薄明かりの中に安らぎ、朝は窓に切り取られた森の中に目覚めるかのような主寝室。自分を整える場所として、優美なドレッサーもご用意しました。

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LAUNDRY ROOM

新しい常識。

脱衣所と洗濯機、格子で目隠しされたバルコニー、さらにはウォークスルー型の収納を流れるように配置。洗う・干す・畳む・仕舞うの動線を飛躍的に効率化しました。

EXTERIOR

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OUTDOOR LIVING

曖昧な空間。

ダイニングと柔らかにつながるテラスは、 光と風と四季を感じるアウトドアリビング、 内と外のデザインを連続させることで、 空間の広がりと一体感を演出しました。

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GREEN PATH

こころ躍る小径。

エントランスとテラスの双方につながるセカンドアプローチ。スロープを上ってRCゲートをくぐり、木漏れ日と緑陰の中を抜けていく、心地よい高揚感に満ちた空間です。

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FOREST 1

春を告げる香り。

ダイニングにつながるウチソト一体のテラスを囲むのは、光沢のある緑が美しいビバーナムバークウッディ。春に咲く香りの良い花は、切り花としても楽しめます。

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FOREST 2

プライベートな森。

爽やかな葉色と幹肌を持つアオダモの高木が非日常を演出する森。1階からは優雅な枝ぶりが連なる自然の造形を、2階からは鳥の目線に移ろう四季を楽しめます。

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FOREST 3

夏を癒す色彩。

メインアプローチの木立の足元には、仄かな芳香を放つセイヨウニンジンボクを。7月に咲く花の爽やかなスミレ色が、花の少ない夏に優しい色彩を添えます。

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SECRET APPROACH

凛とした揺らぎ。

RCゲートの内側からエントランスへと続く、程よい秘匿感に包まれたアプローチ。凛とした空気を漂わせる硬質な人工物の切れ間に、光と緑が優しく揺らぐ空間です。

DESIGNER

川﨑 祐一
ハイムデザインオフィス デザイナー 川﨑 祐一 (一級建築士/一級施工管理技士/セキュリティ・アドバイザー)

入社以降、首都圏のみならず京都など幅広いエリアでの設計実績を誇る。 「ハイム工法」を知り尽くし、ハイム工法ならではの多様な長所を、 「土地の特徴」、そしてお客様のご要望と調和させること。 それが、私にとってのデザインです。セキスイハイムで住まいづくりを望まれるお客様の多くは、 精密さや強度など、なにより品質の高さを望まれています。 それらを、お客様が歩んでこられた住まいとの関係~住文化ともいうべきものと調和させ、 「今まで」を超えたご提案にしていくことを目指しています。