光の庭を秘する家
制約の中で導き出された内なる広がりが、護られながら解き放たれる心地よさで日々を満たしていく。
住む人ぞ知る世界
内部に「外」を招き入れながら、光や風と静かに対話するシームレスな建築。
オープンな階段や空間を無駄にしない造作家具が、リビングに穏やかな開放感を生み出している。
陰影の明度
中庭を通り抜けて降り注ぐ光を受け止めながら、やわらかに拡散させていく「白」の空間。
陽光を照明とする吹抜けのLDKでは、壁や床に落ちる影さえも明るいニュアンスを湛えている。
光をつなぐ装置
2階の空間に明るさと広がりを演出するガラス間仕切りとシンクに日向をつくるコーナースリット窓。
陽光を掴まえ、リレーする設計思想が、住まいの細部にまで健やかな空気を届けている。
居心地の傘
中庭には、強い陽差しを柔らげ、多少の雨も避けられる大きなパラソルを。
憩いの場となるもう一つのリビングが、いつの日も快適な居心地に包まれるように。
矛盾を映す建築美
高く重厚な塀、クランクするアプローチと門扉によって、開かれた内部の気配を沈黙の中に包む外観。
2階の窓は、視線を避け、光は拒まず、開放感とプライバシーを豊かに調和させている。
DATA
| ●家族構成 | / | お母様、ご夫婦、猫 |
|---|---|---|
| ●敷地面積 | / | 128.64㎡ |
| ●床面積 | / | 1階:58.83㎡ |
| 2階:44.23㎡ | ||
| 延床:103.06㎡ |
DESIGNER
ハイムデザインオフィス デザイナー
加崎 悟志
一級建築士
街なかの角地で二方を囲む道路からカーテンを使わずに室内のプライバシーを守り、明るく開放的な空間を実現させる為、二つの吹抜けと高い塀で囲まれた中庭を提案。この中庭は「内」と「外」の中間の空間で生活を豊にする場所となる。