心に森が広がる家

森薫る、大きな敷地の大きな家。広さが生み出す対象との距離が、光を集め、風を呼び込む。
明確な線引きのない空間、その曖昧な身体感覚が、暮らしを自由に開いていく。
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余白を編み込む空間
余白を編み込む空間
余白を編み込む空間
余白を編み込む空間

余白を編み込む空間

フルハイトサッシの大開口から、テラスの広がりや立体的な緑を取り込むリビング。
内と外が緩やかに混ざり合う余白には、都市にいることを忘れさせる贅沢なゆとりが映し出されている。

暮らしに四季を飾る窓
暮らしに四季を飾る窓
暮らしに四季を飾る窓

暮らしに四季を飾る窓

木々に囲まれたこの住まいにおいて、すべての窓は空間に風景を飾るためにある。
障子のスクリーンに仕切られた小上がりの和室には、季節の絵画を愉しむような風情が漂う。

光と風が揺れる食卓

光と風が揺れる食卓

出来立ての料理を引き立てる自然光、少しずつ伸びる食器の影が、優雅な時の流れを感じさせる昼下がり。
窓を開ければ、リビングに匂いを届けるように、風がそっと通り抜ける。

こだわりが連続する水回り
こだわりが連続する水回り
こだわりが連続する水回り

朝をよろこぶ主寝室

庭に降りずとも伝わってくる、朝陽を待ち、光合成をはじめた森の息吹。その清々しい気配を受けとめるために、主寝室には風景を大胆に切り取るコーナーサッシを設えた。

森林浴も愉しむ浴室

窓の向こうに広がるのは、周囲の視線が届かないプライベートな庭。ここは、守られた静けさに包まれて、森のリゾートにいるかのような寛ぎに浴する場所。

こだわりが連続する水回り
こだわりが連続する水回り

間を抱く玄関

壁面の大きな収納が、視界のノイズを消し、静けさと整いをもたらす玄関。ただ通過するためではなく、この家のゆとりある世界観を伝える、象徴としての空間。

風景に従う建築
風景に従う建築

風景に従う建築

木々の枝葉の間にそっと身を潜めるような建物。まるで森の一部のように、静かに時を刻んでいる。風景の中に建築を置く。いえ、風景の延長として住まいを描くという設計思想。

DATA

家族構成 ご夫婦 お子様2人
敷地面積 494.86㎡
床面積 1階:101.29㎡
2階:70.82㎡
延床:172.11㎡

DESIGNER

ハイムデザインオフィス デザイナー櫻井 裕昭

ハイムデザインオフィス デザイナー

櫻井 裕昭

一級建築士 / 一級建築施工管理技士 / 二級愛玩動物飼養管理士

敷地にある豊かな自然を内部に取り込む。それにより自然と人工との境界が曖昧となり、まるで風景の中で暮らしているような錯覚を覚える。月日を重ね木々や草花の成長とともに建物も風景の一部となるだろう。

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