CASE-02 都心の空に開かれた家

南の空に開かれた吹き抜けの階段が、
都心住宅地の限られた光を暮らしに結ぶ住まい。
北側や西側の光も大切にすることで、
ダイニングやキッチンにも優しい明るさを届けている。

光を迂回させる装置。

2階のLDKと空をつないだ吹き抜けのオープン階段。隣地との見合いを避けながら、光がそっと回り込んでいる。

物語のあるデザイン。

洗面台には吹き抜けの階段から見える月を模したミラーを。この家らしい物語が、空間を超えてつながっている。

バックヤードのゆとり。

洗面室につながるランドリールーム。十分な広さと収納スペースが、生活感を閉じ込めてくれる。

面積以上の愉しみ。

吹き抜けの階段。鏡越しの世界。段差を利用した小さな居場所。そこには、面積では測れない広がりがデザインされている。

セオリーからの解放。

建物を斜めに振った配棟により、程よく奥まった玄関と駐車場を創出。さらに階段を南側に寄せてオープンな吹き抜け構造にすることで、光と空を日々の暮らしに結んでいる。

DATA

家族構成 ご夫婦
敷地面積 71.61㎡
床面積 1階:34.74㎡
2階:42.21㎡
3階:39.59㎡
延床:116.54㎡

DESIGNER

ハイムデザインオフィス マイスター

関 泰伸

1級建築士 / セキュリティーアドバイザー

一つ一つに拘り、検討を幾度となく重ねることで納得のいく仕上がりになっていきました。そんな作業がとても楽しく、自分達の家を自分達で作っている感覚が最後に満足感につながり、自慢のマイホームが完成しました。と言って頂けた素敵なお住いです。

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