LANDSCAPEランドスケープ

人々が集うために、
大いなる伸びやかさと広がりを描く。

「結びのまち」では、まちなみは美しい景観という役割にとどまりません。
例えば、道の一部が人々が出会う場になっていたり、樹々の一本一本が学びの場になっていたり。
多世代MIXのコミュニティにふさわしいまちなみとは、どのようなものか。
このまちの数十年後を思い描きながら計画することで、
集い・出会い・美しさ・心地よさ、たくさんの魅力を持つまちなみが出来ました。

ひと、まち、自然がつながる
全114区画のまちなみを描き出す。

まち全体で目指したのは、住まう方にとって
居心地の良い「出会いの場」をつくること。
そのために、コミュニティの拠点となるクラブハウスをはじめ、
安全性や美観に配慮した道路計画・植栽計画、無電柱化を採用。
また、美しく統一されたまちなみを守るために景観協定を定めています。

まち全体を統一された
景観協定のもとで計画。

景観協定によって建物の高さを10m以下に定めたり、植栽を配す位置の制限を設けるなど、住み始めた時だけでなく、年月を経ても統一感あるまちなみを維持していきます。

外構完成予想イラスト

MAIN GATE

まち全体の顔となる「メインゲート」。

石積みのゲートウォールと、緑豊かなまちなみを予感させるゲートツリーを入口に配しました。住まう方を迎えるだけでなく、周囲の風景とは一線を画す統一感あるまちなみの象徴となるゲート空間です。

CENTER PLAZA

まちと人を結ぶ広場空間「センタープラザ」。

多くの人が集うクラブハウス「ころりん」の前には、ゆったりとした広場のような空間を設けました。サークル道路とすることで車の速度を抑制し安全性を高めており、安心して人が集えるよう工夫をした空間です。

外構完成予想イラスト

モデル街区平面イラスト

SUB CIRCLE

様々な機能を持つ2つの「サブサークル」。

まちの景色に変化を与え、車の速度を抑制するサブサークルを敷地の北側・西側の2箇所に設けました。単調になりがちな街路にリズムを与えるだけでなく、歩行者の安全性にもしっかりと配慮しています。

NORTH and SOUTH STAIRS

毎日の暮らしをもっと便利にする南北に設けた「階段」。

まちの北側には小比企町農地が広がっており、農業体験の際の動線として重宝する北側階段。一方、南側階段は小中学校や駅への近道として利用でき、少しの工夫が日々の暮らしをぐっと便利にしてくれます。

FOOT PASS

春と秋、異なるテーマでデザインした「フットパス」。

まち全体の自然を結ぶフットパスは、季節ごとに景色が変わる散歩道としてデザインされています。それぞれに特色ある植栽を配し、歩くだけで楽しめる空間になっています。

フットパス平面イラスト

GREEN PLAN

まちの骨格をつくり、四季折々の彩りを与えてくれる植栽計画。

多くの人が集うクラブハウスの前には、シンボルツリーのウラジロモミやセイヨウボダイジュを配置。夏には大きな木陰で日差しを遮り、冬にはイルミネーションツリーとしてまちの賑わいに一役買います。そのシンボルツリーを基点に様々な樹々を配し、まち全体に緑あふれる風景を創出しました。

TOWN SECURITY

日々の安全を守るタウンセキュリティ。

心地よい暮らしをしっかりと守るため、まちの各所にALSOKの防犯カメラを設置し犯罪を未然に抑止します。 また、クラブハウスや各戸のホームセキュリティシステムにより、万一の際はガードマンが急行し、各所に迅速に通報されます。