住まいの品質
どう見分ける?住まいの信頼性

人生で長い時間を共にする住まいですから、住まい選びでは建物の性能やデザイン以外に、信頼性も大切な要素ではないでしょうか。品質にこだわりのある企業が建てた信頼できる住まいなのか、万一不具合やお困りごとがあった場合にきちんと対応をしてもらえるのかなど、信頼性を見極めるコツをご紹介します。

目に見えない信頼性こそ住まい選びのキーポイント
家族の夢のマイホームのはずが住み始めたら問題発覚…という話を耳にすることもあるのではないでしょうか。そんな時、全ての企業が誠意を持ってしっかり対応してくれるかどうかは、わかりません。すぐに連絡できる窓口があるかどうか、ダイレクトに相談・修理修繕の対応をしてくれるかどうかも大きなポイントです。気になる住まいを見つけたら、その住まいを扱っている企業のことを調べてみることも大切です。
企業のホームページを見るときは企業の歴史、工法や住宅性能についての考えの他に、実際にどのような流れで住まいづくりを行っていて、どのような専門家が関わっているのかなど、住まいづくりのリアルをオープンにしているかをチェックしておきましょう。

住まいの検査を誰がどのように、どんなタイミングで行っているかも、住まいの信頼性をチェックするポイントです。建築基準法では、戸建て住宅に必ず完了検査を行うことになっています。しかし中には、第三者による「完了検査済証」があっても最低基準をクリアしているだけの場合もあり、工事品質が満足できないものもあります。一方、様々な面から欠陥を防ぐために独自の検査を行っている企業もあります。独自の品質管理基準・検査基準がきちんと整備されていて、その情報がオープンな企業の住まいのほうが信頼できるかもしれません。
また、アフターサービスや保証も信頼性のひとつの目安になります。そこには自社商品の品質への自信や、購入してもらった後も寄り添っていきたいという姿勢が反映されているかもしれません。その期間や内容は、企業ごとに異なる場合があるので確認しておきたいところです。
さらに、相談に応えてくれる体制も知っておきたいものです。例えば、万一の不具合や問題が判明した際の対応や、過去の災害時の対応などの質問に、営業担当者やアフターサービスの窓口が実例などもあげて詳しく説明してくれる企業かどうかでも、安心感は違ってくるはずです。

確かな実績で信頼に応えるセキスイハイムの住まい
セキスイハイムは『地球環境にやさしく、60年以上安心して快適に住み続けることのできる住まいの提供』を理念に掲げ、住まいづくりのほとんどを工場で行う「ユニット工法」に特化した新築住宅事業(住宅事業)を展開しています。第1号商品「セキスイハイムM1」を発売してから50年を超え、販売実績は累積60万棟超となっています。
工場生産の住まいづくりの最大の魅力は、まさに信頼度の高さです。徹底した品質管理のもと、工場だからこそ使える大型機械を駆使して設計通りに仕上げ、部材を雨に濡らすリスクも最小限です。実際に工場で住まいづくりの工程を確認することもできます。
また、すべての現場において、工事監督と施工会社での検査の後、さらに検査担当者による検査も実施しています。現場作業においても複数の目で確認することによって、厳重な品質管理体制を整えています。気密性能、ホルムアルデヒド濃度など、見えない性能も設計通りにできているかを確認。住まいが設計通りに正確に施工されたことを数値化し、「安心」の確認をしていただいたうえでお引渡しします。
アフターサービスの信頼性もセキスイハイムの自慢です。入居後のサポートを担当するのは、グループのアフターサービス専門の部署で、新築時のデータを引き継ぎ、お引渡しから2年目までの計3回の定期点検と、5年目から各5年ごとの定期診断を無償で60年間行います。(※1) もし不具合が見つかっても、住まいの強度に影響する部分などには最長30年の長期保証があり、安心です。(※2)
また、24時間いつでも電話やメールでつながる相談窓口を用意し、緊急メンテナンス、お困りごと以外に、お手入れ方法のアドバイスまで、住まいと暮らしのことなら何でもお気軽に相談できます。さらに、オーナー専用Webサイトでは、設備の使い方、お手入れやメンテナンス方法、災害時対応などもご紹介しています。
将来リフォームや住まいの売却が必要になった場合もサポート窓口にご相談を。リフォームではハイムの構造体を知り尽くした専門部署が、ご家族の希望を叶えます。売却ではセキスイハイム不動産が査定・売却をサポートするだけでなく、お急ぎの方にはセキスイハイムグループがご自宅を買い取る「Beハイム」もご利用いただけます。
(※1)実際の点検・診断時期は前後することがあります。また、「定期診断」とは弊社からご案内を行い、お客さまのお申し込みにより診断をするシステムです。保証対象以外のメンテナンス工事は有償となります。
(※2)●保証の期間や内容は対象部位、商品、建築地により異なる場合があります。詳細については保証基準をご覧頂くか営業担当へお問合わせください。●グランツーユーV、ドマーニイ準耐仕様、賃貸住宅、賃貸併用住宅は30年保証制度の対象外となります。●建築地が積雪エリア(自治体の定める垂直積雪量が100cm以上の地域)及び北海道の場合は保証期間が異なります。●外壁について、機能上影響のない反りや軽微なひび割れは保証の適用外となります。●磁気タイル外壁以外の外壁(ジオマイト外壁、レリーフ外壁)の外壁(下地及び仕上材)の保証期間は10年間になります。●30年保証制度の適用を受けるためには、お引渡し後3回の定期点検及び25年目迄の5年ごとの定期診断をお受け頂き、適切な補修・メンテナンスを行っていただくことが条件となります。

あとがき
人間の場合、誠実な人が信頼できるのと同じで、住まいもごまかしのない、誠実につくられた住まいのほうが信頼できます。建売住宅の場合、工事の経過を見ないで選ぶのですから、どのような工程で住まいがつくられて検査が行われるのか、また万一のときはどのようなサポートがあるのかよく確認したいですね。
住まいの品質やアフターサポートについては、分譲地や住宅展示場、工場の見学などでも確認できるため、足を運んでみるのもお勧めです。