住まいづくりのポイント

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工場の中で住まいをつくる!ユニット工法ってなぁに?

住まいのつくり手によって得意としている工法は異なり、そこには各社のこだわりがあります。地域の工務店の多くは大工さんたちが現場でつくりあげる在来工法を得意としているのに対し、ハウスメーカーの多くは一部を工場生産する方式を採用しています。その中でも工場でつくる部分がとくに多く、工場生産ならではのこだわりがつまった「ユニット工法」のポイントをご紹介します。

安定して高品質な住まいを届けるための工場生産

「ユニット工法」とは、住まいをいくつかのユニットに分けて工場で生産し、できあがったユニットを現場に運んで組み立てる工法です。

構造体を工場でつくるだけではなく、ドアなどの建具や設備などの取り付け、配線なども工場で済ませたユニットを、基礎工事などができあがった状態の現場に運び、組み立てます。そのため在来工法に比べて現場の作業はとても少なく、住まいづくりのほとんどは工場で行われます。

ユニット工法の最大のメリットは、安定して高品質な家づくりができること。在来工法では職人の腕によって品質にバラつきが出てしまいますが、ユニット工法では工場で先進のテクノロジーを熟練の技術者たちが使いこなすことにより、効率よく高品質な住まいづくりが可能となります。

また、ユニット工法では天候の影響を受ける心配がほとんどありません。工事中の風雨や強い日射などは建材の耐久性に影響を与えるおそれがありますが、ユニット工法では屋外での作業は据付工事の当日に限られます。また、工場の中では効率的で安全に作業できる環境が整っているため、作業の精度が高まります。

作業の多くを工場に集中させ効率を高めることで、廃棄物のリサイクルがしやすくなるなど、環境負荷も抑えられる工法です。

セキスイハイムはユニット工法のトップランナー

セキスイハイムが1971年に発売した鉄骨ユニット住宅の第1号「ハイムM1」は、世界で初めて市場で成功したボックスユニットによるプレハブ住宅。以来、品質管理の徹底された工法で精密につくり込む独自の「ユニット工法」を採用しています。

建物のベースとなるのは、柱と梁を溶接し、一体化したユニットを積み重ねた「ボックスラーメン構造」です。

セキスイハイムの工場では、建築現場では使えないような大型機械を駆使して構造体の溶接や取り付けを行うため、鉄骨をミリ単位の精度で溶接することができます。

生産ラインでは、工程ごとに熟練した専任の施工担当者が作業を担当しています。また、工場の中では足場の設置の自由度も高く、ムリのない安全な体勢で集中して作業できます。それにより施工精度が高くなり、つねに高品質の住まいづくりが行われます。

また、1邸をつくるのに使用される部材は約25,000におよびますが、コンピューターで括管理することで、部材に関するミスを防いでいます。現場に届けるまでには豊富な知識と技術をもつスタッフが約250もの項目を1邸ごとに丹念に検査するとともに高精度センサーを用いたチェックも行い、人と機械による二重の厳しい検査に合格したものだけが、建築現場に運び出されます。

素材のこだわりにも注目を

素材については、傷みやすい部分に高品質素材を採用することで住まいの耐久性を高めるとともに、メンテナンスにかかる手間と費用を削減しています。

外壁

風雨にさらされても汚れがつきにくく、耐久性にすぐれる磁器タイルを採用。無塗装なので塗替えの必要がありません。

フラット屋根

ドーム球場や大型建築物にも採用されているステンレス素材を採用。耐久性、耐候性にすぐれ、軽量なので地震の影響も軽減します。

構造体

高耐久鉄骨にサビを防ぐ高耐食メッキを採用。金属製の構造体の大敵であるサビを防げば、耐久性にすぐれた構造体がますます強くなります。

このような工場での精密な住まいづくりと徹底した管理により、耐久性の高い高品質な住まいをつくることが、セキスイハイムのこだわりです。セキスイハイムではユニット工法がどのようなものか知っていただけるよう、工場見学を受け付けています。ぜひお気軽にお申し込みください。

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あとがき

住まいを工場でつくる、一口に言ってもその工法は様々です。ホームページや住宅展示場などでも工法についての説明はありますが、実際の様子を自分の目で見てこそ分かることも多いと思います。納得した住まい選びをするため、工法について知ることも大切なポイントです。