住まいづくりのポイント

建物の構造・工法の特徴

見た目ではわかりにくい住まいの構造や工法。ハウスメーカーによって得意とする構造・工法は異なり、少し混乱してしまうかもしれません。まずは代表的な構造とその特徴について理解しておきましょう。

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材質の特徴がメリット&デメリットに

日本の戸建住宅はこれまで木造が主流で、総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」によると、現在日本にある戸建て住宅の約9割を木造(防火木造を含む)が占めています。 しかし、集合住宅を含む新築住宅では木造が57.6%、非木造が42.4%となっているところを見ると、住まいの選択肢は必ずしも木造の家だけではないという認識は広がりつつあるのではないでしょうか。(国土交通省「着工統計調査報告」令和2年計分)

木造

木造住宅には在来工法(木造軸組工法)のほか、角材と合板を接合する2×4(ツーバイフォー)工法・2×6(ツーバイシックス)工法などがあります。 木造のメリットとして、鉄骨や鉄筋に比べて材料費が安くなる場合が多いこと、また吸水性・吸湿性にすぐれる木材は日本の風土に合っていることなどがあります。 デメリットとしては、とくに在来工法では職人の技術や素材で品質や耐久性・耐震性にばらつきがでる可能性があることです。また、シロアリ被害はかつてほど多くはありませんが、やはり要注意な点といえます。 なお、同じ木造でも在来工法では間取りの自由度が高く、また2×4(ツーバイフォー)工法や2×6(ツーバイシックス)工法では気密性が高い空間をつくりやすいなどの特徴があります。

鉄骨造

鉄骨造は構造体が鉄骨の住宅で、柱や梁をボルトで結合して筋交いを入れる「鉄骨軸組工法」、柱や梁を溶接する「鉄骨ラーメン工法」などがあります。 鉄骨造には鉄という素材の強さが活かされ、耐久性や耐震性にすぐれています。さらに工場で構造体がつくられることから品質にバラつきが少なく、一般的に工期は木造住宅に比べ工期が短くなることもメリットといえるでしょう。また、木造に比べて柱や梁が少ない分、大開口にも対応できる自由度の高さが魅力です。 デメリットも鉄の特性にあり、木造に比較して音が響きやすいことや、熱が伝わりやすいため断熱性能に注意が必要なことがあげられます。しかし、これらのデメリットは施工の技術でカバーすることが可能です。また、木材に比べて材料費が高くなりやすく、予算に影響するかもしれません。

鉄骨造も木造もセキスイハイムなら安心

セキスイハイムの商品には鉄骨造住宅、木造住宅の両方ともラインナップされていることをご存じでしたか。 どちらのタイプも構造体を工場で仕上げるユニット工法を採用し、技術の力で高品質の住まいを安定的につくることを実現しています。耐震性能についても設計通りの強さを実現し、過去の巨大地震で倒壊した家屋はゼロでした。 *耐震性能についてはこちらをご覧ください。

鉄骨造住宅

鉄骨造住宅では、柱と梁を一体化させた枠状の骨組で建築物を支える「ボックスラーメン構造」を採用しています。柱と梁をボックス型に一体化し、ユニット単体でも、シェルターのように巨大地震に耐える強さを発揮します。

構造体の強さの基本は、柱と梁を正確かつ強力に接合することです。ハイムは工場で機械による精度の高い溶接と品質管理にこだわって、より強固に一体化されたユニットをつくりあげています。

  • コンピューターで徹底管理された工場で“設計通り”を実現

  • ボックスラーメン構造のユニット同士を連結し、より強固に

  • 現地ではユニットをわずか一日で組み上げ、雨のリスクを最小限に

    ※建築規模や天候、その他の条件により一日で完了しない場合があります
  • 数百年に一度の地震にも備える高強度ユニット

    ※住宅性能表示制度の耐震等級(倒壊防止)に基づきます

木造住宅

木造住宅は、鉄骨造住宅で培ったユニット生産技術をいかした2×6(ツーバイシックス)工法を採用しています。鉄骨系と同じく工場内部でユニットを製造するため、木造でも職人の技術に左右されにくく、セキスイハイムらしい高品質、高精度の住まいをつくりあげています。

また、使用する木材は厳選した良材をしっかりと乾燥させ、防腐防蟻処理を施す等により、耐久性を高めています。棟上げ前に木材が現地で何度も雨に濡れると狂いが生じたり、将来の劣化の原因になるおそれがありますが、工場でユニットをつくることで、そのリスクは最小限に抑えられています。

木造で気になる耐震性能も、セキスイハイムでは鉄骨系に劣りません。頑丈な木材でつくられた壁と床をメタルボックスジョイントで強固に結合し、面で建物を支える「アルティメイトモノコック構造」などにより、大地震の衝撃もしなやかにかわすことができるのです。

  • 機械を駆使することによって大きな部材も正確に施工

  • 独自のアルティメイトモノコック構造。大切な家族を守り抜きます

  • 鉄骨造と同じく現地ではユニットをわずか一日で組み上げ、雨のリスクを最小限に

    ※建築規模や天候、その他の条件により一日で完了しない場合があります
  • 部品段階の木材一本一本に薬剤浸透させ白アリ被害を抑制

    ※防腐・防蟻処理は地盤面から1m部にあたる外部に面する構造体のみ

あとがき

木造、鉄骨造ともに技術は進化しています。技術の進化をしっかりと住まいづくりに反映できているハウスメーカーであれば、木造でも鉄骨造でも高品質な住まいづくりは可能です。理想の住宅に求めるもの、優先順位などに合わせて適切な構造・工法を選びましょう。各社のホームページでも、構造や工法の解説に特徴がよくあらわれています。今回ご紹介した構造以外にも様々な構造・工法がありますので、ぜひ比較してみてください。