住まいの検討その前に
住宅購入のスケジュール(購入から入居まで)

住まいの購入方法を決定し、住宅ローンの審査も通り、契約が成立したら、いよいよ新生活スタートに向け動き出します。入居までの流れも、注文住宅で一から建築する場合と建売を購入する場合では大きく異なります。未来のマイホーム計画に向け、それぞれの特徴を知っておきたいですね。

注文住宅は契約後に着工
注文住宅を建てる場合、工事請負契約の後まず建築確認申請を行い、許可が出てから工事が着手されます。地盤が弱い場合は地盤改良工事を行い、基礎工事の着工、その後に建物の建築がはじまります。そして、契約で取り決めた工事がすべて終了した段階で検査し、引き渡しとなります。
工事期間は工法により異なります。メーカーによっても工事期間はさまざまで、短ければ3か月、長いところでは6か月以上かかる場合もあります。工事期間をメーカー選定のひとつの基準としてしてもいいかもしれません。
購入から入居までのスケジュール
建売住宅は契約の約1か月後に引き渡し
建売住宅の場合は、購入契約が成立したら各種手続きを経て引き渡しとなります。一般的には、1か月程度とスピーディです。注文住宅と異なり、契約成立から入居までの期間が短いためスケジュールを立てやすく、賃貸住宅に住んでいる人には家賃のかかる期間を短縮できることもメリットです。
あとがき
住まいの購入から入居までは新しい生活へのワクワクに胸をふくらませるときかと思います。引っ越しの段取りやお部屋の使い方なども考えながら、今の住まいの整理も始めたいですね。購入や入居のタイミングによって利用できる優遇制度も変わってきます。せっかく制度が利用できそうなら、入居日を確実に間に合わせられるよう、ゆとりあるスケジューリングをおすすめします。