季節を感じる-中秋の名月

きのう深夜に帰宅すると玄関に・・・

pampas_grass.JPG

ああ、そういえば中秋の名月だったなぁとはじめて気付いた次第

(かつての天文少年のなれの果てとしては恥ずべきことだ・・・)

妻と娘と妻の妹がお団子をつくって原っぱからススキをとってきたそうで

日々忙しく、気が付くと一年が終わっているような生活にちょっと句読点がついたような

『秋も深まってきたなあ』、としみじみ感じた瞬間です

 

・・・さあ前置きが終わりまして、ここからは得意の天文ばなしに突入するわけですが

『満月』というのは天文マニアにとってはあまり有難くないものなのです!

その理由としては

  ①満月は太陽を除けばもっとも明るい天体であり、他の暗い星の観測の邪魔になる

  ②しかも日没から夜明けまでずっと夜空に居続けるのでよけいに厄介

  ③月そのものを観察するにしても満月はのっぺりしていて面白みが少ない

なぜ、満月はのっぺりしているのか?

それは太陽の光が真正面から月を照らしているので

クレーターの凹凸感がまったく感じられないのです

moon.jpg

↑半月や三日月のときは斜めに光が当たるので

クレーターの頂点から影ができるので立体的に見えます

満月にはほとんど影が無く、のっぺりしているのです

・・・まあ肉眼で見る分にはあまり関係ないんですけど!

もしお宅にスポーツ観戦用でもバードウォッチング用でもいいので

双眼鏡やオペラグラスがありましたら、ぜひ一度月を覗いてみてください

ちょっとしたコツとしては双眼鏡かそれを持つ腕を

バルコニーの手すりなどにもたれかけて安定させること

これでずいぶんと見やすくなりますよ

(まあこんなこと書いても誰もやらないな~、と思いながらつい書いてしまうマニア心・・・)

 

栗より美味い十三里(補足)

先日のブログのタイトルについて

『意味がわからないんですけど・・・』

という声を複数いただきまして

さいたまの人間が知らないのだったら、ましてや他県の方には・・・とうことで補足です

 

『十三里』とは川越の特産品であるサツマイモの異称・別称であります

sweetpotato.JPG

その呼称の由来をご説明せねばなりますまい

日本では江戸時代にさつまいもの栽培が盛んになったのですが

『栗に似た味ですけど、ちょっと負けてるかな??』ってことで

『八里半』(九里に及ばない、というオヤジギャグ)

なる看板を焼き芋屋さんが出したことが出発点のようです

しかし、実に正直かつ控えめな焼き芋屋さんですよね・・・

その後、品種改良されたりでおいしくなったので

『いやいや、栗に及ばないどころか栗より(九里四里)上だ!!』、ということで

九里+四里=『十三里』

と相成ったわけであります(終始一貫、オヤジギャグです)

焼き芋屋さん、急に強気になりました

ところがここで異説があり、

お江戸日本橋から、さつまいもの名産地であった川越までの距離が『十三里』

であったことが語源であると・・・

そんなこんなで今回のタイトルになりましたのです

 

いやー、まったくさっぱり何の役にも立ちませんが面白い話ですよね

『栗より(九里四里)』が起源なのか、それとも江戸~川越間の距離なのか・・・

『よくできた話だよなー』と思いながら、何の気なしにネット地図で距離を測ったところが

nihonbashi-kawagoe_map.JPG

あれっっ??

40km(約十里)しかないんですけど!!

昔の川越街道は現在のより とんでもなく蛇行 していたのかしら??

また調べることが増えてしまった・・・

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