平面図の罠(鶴ヶ島のココに注目!-番外編)

不定期連載の『鶴ヶ島のココに注目!』、第二回にしてもう番外編です

ふつう番外編って連載が定着した頃にやるんじゃないの?

というソボクな疑問は軽く受け流しつつさっそく始めましょう

リビングの大きな吹抜けに構造を支える3本の梁があるのですが

↓じつはこのうち1本は『ダミー』です

P1010935.JPG

中身はからっぽのはりぼてで、構造上は必要ないのです

なんでそんなものをつけたかというと

『吹抜が均等に分割されるようにしたかった』からです

 

↓この平面図でみるとわかりやすいのですが

void.JPG

もともと必要であった梁2本が窓側に寄っていたので

『もう一本いれて均等にしよう』ということになったのです

・・・が、今にして思うのは

『均等でなくてもよかったかな??』

ということです

平面図で見ると均等な方が確実にバランスはよいですが

窓との組み合わせを考えると不均等でも美しさは損なわれなかったように思います

↓2本の梁とふたつの窓で完結、というデザインもありだったかも・・・

P1010934.JPG

平面図というのは間取り全体を見渡すには便利ですが

『建物を水平に切断して上から眺め下ろしている』

ような視点ですから、実際の部屋の見え方とはまた違った次元の図面なのです

あまり平面図上のおさまりにだけ囚われすぎてはいけないのです

 

一方で、よい間取りというものは平面図で見ても確実に美しいものでして

なかなか設計とは奥が深く、日々是勉強!!

であります

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