19世紀後半になると、建築家たちは、
工業的に製造されたものは、前例の無い形状や構造を
作り出すことが、できないと気が付きはじめたようだ。
ガウディーの建築デザインの特徴は、自然界にあるものを
多く取り入れているようだ。
カサ・バトリョ (1904-06)
1877年に建てられた五階建ての建物をほば全面的に増改築したものである。
とくに増築された屋根裏階は「竜の背」と呼ばれ、ひときわ目を引く。
バルコニーのデザインも奇抜である。
またタイル、色ガラスの破片、鋳鉄などの素材の使い方は見事としか言いようがない。
カサ・ミラ (1906-10)
ミラの家と呼ばれる6階 建ての集合住宅。
一階と中二階が店舗と事務所になっている。
人の顔のように見える屋上の換気塔がおもしろい。
サッシ以外ほとんど直線を使わないデザインは、一際目立った
存在である。
バルコニーの手すりやエントランスの門に見られる細工に、
ガウディのアイデンティティを見るようである。
こういった 装飾的機能主義のことを「アールヌーボー」 (新しい芸術)
と、位置づけた。
こういった、オリジナリティー溢れるデザインは、
人々の心を打つのだと思います
つづく・・・
